「一人ひとりを大切に笑顔あふれる施設を目指します」を理念とし、大阪市内で保育所や学童保育を運営しています。

リズム運動について

リズム運動って?

 リズム運動は、「音楽を耳で聞き、そのリズムに合わせて身体を動かす」というものです。たとえば、「あひる」の音楽が流れると、しゃがみ歩きをします。また、「どんぐりころころ」の音楽が流れると、床に寝て、身体をひねりながら転がります。その他にもたくさん種類があり、年齢や発達段階に応じ複雑にまた高度になっていきますが、いずれも子どもたちが楽しみながら無理なくできるものばかりです。保育園では、日々の保育の中でリズム運動を行うことによって、心身の発達を促しています。

 リズム運動は、約50年前に「さくら・さくらんぼ保育園」を創設した斎藤公子氏によって提唱されたもので、同氏は、「0~6歳の時期の体育やスポーツは、単に身体能力を高めるためではなく、脳の発達のために必要なことである。それは、運動神経と感覚神経の発達が、脳中枢神経の発達につながっているからである。また、就学前の6年間は、その脳中枢が一番発達する時期であり、6歳までに大人の90%に達するといわれる。その時期に触覚・視覚・聴覚などの感覚神経と、手足を動かす運動神経を発達させることが、就学を可能にする知的な脳の発達を促す土台になる。」と述べています。

  リズム運動をするにあたっては下記のことに配慮しています。
 ① 音楽にCDなどを使わず、保育士が子どもの様子や年齢にあわせて、ピアノを弾いています。
 ② 足の親指の蹴りを大切にしたいので、裸足で行っています。また身体の動きを妨げないように薄着で行っています。
 ③ 週に1度は、年齢の違う子どもたちと合同で行い、大きい子から順番にリズム運動をすることによって、年齢の低い子どもたちもそれを見て模倣するようになります。
 ④ 子どもたちの自発性をうながすため、指示・号令・命令を出さないようにしています。子どもたちも、自分の耳で聞き、自分の順番を判断するようになります。

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