卒園式を行いました。

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やまと保育園の卒園式は二部構成になっています。

第一部 卒園式

保育園から旅立つ卒園児へ在園児からもお祝いの歌やメッセージを送りました!

卒園児へのサプライズで大好きなお父さんお母さんから”たんぽぽのメダル”をプレゼントしました。

サプライズはそれだけでは終わりません。次は子どもからお父さんお母さんへ”感謝状”をプレゼント。感謝状を渡す際に「いつも保育園連れて行ってくれてありがとう!」「毎日ごはん作ってくれてありがとう!」と、子どもからの感謝の言葉には参加者全員の目頭が熱くなりました。

卒園児が歌とともに手話を披露すると会場は感動の渦に巻き込まれました。

 

第二部 卒園リズム

卒園リズムでは、これまでの保育で行ってきたリズムの集大成を保護者の前で披露します。

子どもの発達保障に有効なさまざまな動きの含まれているリズム運動の中で、4歳過ぎになると手と足、右と左の協応運動の力が育ってきます。

協応運動とは、異なる2つの動作を1つにまとめていく力のことです。 特に「ポルカ」「ちょう」「まりつき」「側転」「竹踊り」等は子どもたちが楽しんでみんなで取り組んでいるリズムです。

【卒園式で行ったリズム】

  • まりつき

まりはゴム製のもの用い、まりをつきながら一歩ずつ前進していく。

 <ポイント>

   手・足・目の3つの調整能力をバランスよく使い、まりを転がさないようにする。

 

  • 側転

手・足を一直線上につなぎながら回る。

 <ポイント>

  瞬間的に片手で全身を支えるので、腕の力が付いていないと出来ない。足のつま先までピンと伸ばし、神経を行き届かせる。

 

  • ベトナムの竹踊り

閉・開・開・開と4拍子に合わせて動いている10本の竹を、リズムよくつま先で跳んでいく。4拍子の最初の1拍は、閉じて鳴る2本の竹の手前を強く踏んで高く跳び、次の3拍子は、開いて鳴る2本の竹の間で軽快に足踏みをする。

 <ポイント>

足の親指と、その付け根を使わないと、リズミカルに跳べない。

 

  • ちょう

走りながら、腕をちょうの羽に見立て上下に動かす。ちょうの羽は腕全体に力を入れるのではなく、腕の付け根と肩甲骨のところから動かすと自然に胸を反らすことになります。

<ポイント>

   目は指先を追う。腕や首、目の動きはゆっくりであるが、足は速く少しずつ動かす。手と足の動きが違うので、運動機能としてはかなり高度なものである。また人とぶつからないように移動するので、集中力が必要である。

 

  • ポルカ

ポルカの曲に合わせて、素早くツーステップを行う。

 <ポイント>

   体を軽く跳ばして風を切って草原を走るような気持ちで大幅に素早くステップを踏む。

 

ペアの子ども同士で顔を見合わせ、タイミングをとりながら行なうリズムは難しく、練習をたくさんしてきました。

卒園式ではその成果を十二分に発揮し、保護者の方々に成長した姿をお見せできたと思います。

 

卒園式後は参加者でテーブルを囲んで給食を食べました。

お祝い献立のちらし寿司は調理室の力作です!

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保護者の方々も給食を食べて「美味しいなぁ」と褒めてくださいました!